六花の騎士




「なんだ、お前も来てたのか」


「ああ。けど、なんでまた『青薔薇の騎士』殿と一緒なんだい?」



オーガレスがからかうようにティアに視線をよこす
ティアは気にした風もなく言った


「レイド殿に手合わせをしないかと誘われたので」


ティアの発言にその場にいた全員が反応した
それを知ってか知らずか淡々とした物言いに、赤い瞳を細めてオーガレスは不敵に笑う



「それはいい。拝見させていただこうかな」



君もどうだい?と、オーガレスは後ろに控えた人物に言う


おっ!と、レイドが呟く



「ミーヤじゃないか」



性格を表したような真っ直ぐな黒髪、そして青い瞳がティアを見た

ミーヤ・シェルスティンはピシッと上官に対する礼をとった