六花の騎士




「あの……」


「なぁキャリベル、リア。ここ任せていいか?」



そう言うと、ポカンとしているティアを有無を言わせず連れて行こうとする



「あの、私は警護を……」

「ちょっと、レイド?」


キャリベルが問い返すと


「訓練塔へ行くだけだよ。他の騎士が二人もいるんだぜ?大丈夫、大丈夫!」



ハハハ!と、笑いながらティアを引きずっていった


「……いいの?」


残されたメノリはユリアに問う。他に騎士もいるので自分の心配はしていないが、正直ティアは心配になる


「いんじゃない?後で見に行こ!」


騎士の仕事は?と言いたくなるが、ロットやトーワも特に気にしていないようだ
さっさと席へ着いてしまっている
キャリベルとリアは肩をすくめただけで平然としている


(……それでいいの?)


メノリは色々と心配になった