六花の騎士




トーワは自嘲するように薄く笑う



俺は………冷たく言えばその少女は表情を強ばらせ、戸惑い何も言えなくなる
そうして、もう俺に近寄らないだろう………そう思った


だからわざと黒々しい言葉を吐いた、アルメリアの様に




メノリはその湖の様な青い瞳でトーワを凝視する
しかし、次の瞬間メノリは予想外な行動に出た




「ふざけんじゃないわよ!!!」




高く鳴り響いたトーワの左頬
思い切りぶたれたのだ



「…………なっ!?なにすんっ………!!」



怒鳴ろうとしたトーワはしかし、震える右手に気が付いた