六花の騎士




チカチカと星明かりが明滅していた
肌寒く感じたが、特に気にせず中庭を歩く
見上げれば満天の星空
なんだか自然と落ち着く気がする
ほてほてと歩いていると、噴水があった
それに近づいて、透き通った水を見つめた
手を浸していると、突然声をかけられた


「誰だ?」


よく通る声が響いて、ビクッと振り向くとそこにはトーワが立っていた
月明かりに照らされた髪はより深く紅に染まっていた