六花の騎士の仕事は主に王族の身辺警護
他は、軍や政府にも関われる権限を持っているので様々なことをこなしている
広く天井の高い廊下を進み、キャリベルとティアは中庭のあたりで止まった
「ここにあなたの担当する王族の方がいらっしゃるんだけど…」
キャリベルは少し眉をひそめた
「まだここに来て間もないの、お相手をする時は気を付けてね」
「はい」
淡々と返すティアをキャリベルはクスリと笑って見やる
「あなたでもきっと、手を焼く方だと思うわよ?」
フフッと笑いキャリベルは中庭に進む
(…手を焼く?)
ティアは考えたが何のことかわからなかった
キャリベルが先を行くのでティアも芝生の生い茂る中庭を進んだ


