六花の騎士




不思議なオーラと言うのだろうか
彼女は無表情にしていても、その奥にあるものが滲み出ている気がする



『いえ……まるでビー玉みたいですね』




本当に適わない……



自然に口元が緩んだ



オーガレスの、その表情を見たミーヤは言葉を失った
そして、ミーヤの中にティアに対する新たな感情が生まれたことをオーガレスは知らない


ミーヤには先ほどの様な怒りはない
ティアは、確かに六花の騎士にふさわしい人物だった


しかし、この黒く渦巻く感情は何だろう?
ミーヤはぐっと胸を押さえた