「レイド・コルテウス、『雷光の薔薇騎士』だ。よろしくな!」
快活に挨拶をしたのは、一部だけ長い薄茶の髪を三編みにした、精悍な顔つきの青年だった
握手をするため手を差し出してくる
ティアが少しためらいながら手を差し出すと、勢いよく握手をする
「まぁ、六花の騎士って言ってもそんな気負うことないぞ」
「はぁ…」
はっはっはっはっと、レイドは豪快に笑った
軍服は陽光を思わせるオレンジ色を合わせていた
「…おいレイド、もうちょっと言い方があるだろう」
軽くため息をついてオーガレスがいう
それをキャリベルが苦笑して見ている
「まぁまぁ、自己紹介の途中でしょう。この子は『閃光の薔薇騎士』リア・ヴェルラドルよ」
紹介されたのは騎士というにはあまりに可憐な少女だった


