六花の騎士




実際はミーヤが一人で火花を散らしていた
当のティアは平然とミーヤの視線を受けていたのだ



(何よ、コイツ……)



ミーヤは最初からティアが気にくわなかった
聖花隊に入るのでさえ、どれほど努力したことか……


聖花隊は、一番六花の騎士に選ばれる可能性が高い
それだけに聖花隊は精鋭ぞろいだ
その中でもミーヤトップクラスの実力者
目の前にいる王族、メノリの騎士は未定だった
だから、ミーヤが選ばれる可能性が高かった


なのに、ティアはそれを苦もなく手に入れた
『青薔薇の騎士』の称号までもらって
ミーヤはそれが堪らなく悔しい


(アルメリア様に気に入られたからって………どうしてこんな人………)



とうしようもない怒りが沸き上がる
今この時でさえ、隙だらけのティアにイライラとしてしまう


そして、二人はテーブルから離れた所で距離をとって、向かい合った