涙が枯れるその日まで

そして22時半を少し過ぎた頃、携帯が鳴った。
涼からの電話。

涼「着いたぞ〜!」

私「どこに?」

涼「みぃこの家」

私「は?」

窓の外を見回すと、家から少し離れたところに車が1台停まっていた。
よく見ると、浩さんの車だった。

涼「早く出てこいや」

私「こんな時間に出掛けたら親に殺されるわ!」

涼「お前の部屋の窓からなら飛び降りても大丈夫だろ」

たしかに私の部屋の窓の下は芝生だし、大丈夫だとは思うけど飛び下りたことがないから怖い…
でもそんなのお構いなしに、
涼「じゃあ待ってるからすぐ来いよ」
と言って電話を切ってしまった。