涙が枯れるその日まで

私が泣き止んでから、二人で並んで手を合わせた。

私は浩さんに涼との事を報告した。

そして、ずっと言えなかった感謝の気持ちを心を込めて伝えた。

『浩さんありがとう。私も浩さんみたいな優しい大人になれる様に頑張るから。見守っててね…』

その時、優しい風が頬を撫でた。

きっと浩さんだ。
幸せになれよって言われてる様な気がした。

私がゆっくりと瞳を開くと、横で涼が私を見ていた。

涼と瞳が合うと、自然と笑顔がこぼれた。


私はこの時浩さんに誓ったんだ。

涼とずっとこうして笑いあっていられる様に、私が涼の笑顔を守って行こうって。