涙が枯れるその日まで

涼「家の中があんなに明るいの久しぶりだよ」

私「そうなの?」

涼「ああ。みぃこ連れて来て良かった。ありがとな」

私「なんか今日の涼変だよ?」

涼「まあ、気にすんな。てか、姉貴達に何言われたんだ?」

私「え?あ、何でもないよ」

涼「言わないと襲うぞ?」

私「変態」

涼「じゃあ言えって」

私「ゴム渡された。笑」

涼「マジ?変態だな。笑」

二人で笑っていたら、浩さんの眠っている場所に着いた。

墓石が整然と並ぶ中進んで行く涼の後ろを、私は黙ってついて行った。

涼「ここ」

私「浩さんここに眠ってるんだ」

周りと区別がつかない様な、同じ形の墓石がそこにあった。

墓石の横には浩さんの名前が刻まれていた。

涼「みぃこ?」

涼に呼ばれて気付いた。

私は泣いていたんだ…

私「浩さんがいないなんて、やっぱり今でも信じられないや…」

私が俯きながらそう言うと、涼に抱きしめられた。

私は涼の腕の中で暫く泣いていた。