涙が枯れるその日まで

私は静かに前に出た。

そして涼の手を握った。

涼「え?」

涼が一番驚いたらしく、顔をあげて固まっていた。

母「あら、涼くんよかったわね♪」

麗「みぃこ彼氏は?」

そう。私には彼氏がいる。

いや、いたんだ。3日前まではね…


私「別れたんだ」

涼「マジで?」

私「マジで」

祐「なんで?」

私「てか彼氏いるって思ってたのに、なんで二人でこんな事したの?」

涼「いや。祐司と二人で玉砕しようかと…」

私「あんた達バカでしょ?」

祐「じゃなくて、何で別れたんだ?」

私「誕生日もクリスマスもすっぽかしといて、女と遊んでる様な奴だってわかったんだ」

麗「涼もその人と変わらないかもよ?」

涼「俺はそんな事しねえよ!心入れ替えたから」

そう言って涼は私を抱き寄せた。

祐「みぃこ、本当に涼なんかでいいのか?」

私「うん」

涼「よし!じゃあみぃこもらってくな」

そう言うと、涼は私を持ち上げた。

麗「え?ちょっと涼!」

母「お幸せに♪」

なぜか私は涼にお姫様だっこをされ、そのまま涼の車まで連れていかれた。