涙が枯れるその日まで

麗子も涼が変わってしまってからほとんど会っていなかったから、最初は戸惑っていた。

でも暫くすると涼の雰囲気が今までと違う事に気付いたのか、いつもの明るい麗子に戻っていた。

そして麗子の両親はいつもの様にいちゃついていた。

そんな二人を見ていたら、聞いてみたくなった。

私「おばさん達って、どうやって出会ったの?」

母「出会い?この人私の彼氏の友達だったのよ」

涼「おじさん友達から奪っちゃったわけ?」

父「あはは。そんな感じかな」

母「でもね、ちょっと後悔してるのよ」

私「え!?なんで?」

母「だって、ねるとん出たかったんだもの♪」

祐「ねるとんって何?」

私「私知ってる!告白する時に、ちょっと待った!って言うんだよね」

母「そうそう!ちょっと待ったって言われたかったわ」

麗「ママにはパパがいるからいいでしょ」

母「もちろん結婚相手はパパ以外考えられないわよ♪でももう少し後に結婚してもよかったかな。笑」

麗「それはやだ!それじゃあみぃことタメじゃなかったかもしれないもん!」

麗子は私に抱き着いてそう言った。