涙が枯れるその日まで

涼「俺消えた方がいいか?」

私「なんで?」

涼「だって俺がいると怖いんだろ?こんな震えてる…」

私「あんたバカ?私は今涼と話したいんだよ?たしかに怖くないって言ったら嘘になるけど…涼、元に戻ろう?今の涼は人として間違ってる。生きていく中で考え方とかは変わると思うけど、涼は違う。まともな人間になろ?」

涼「俺そんなダメか?」

私「全然ダメ!まず女遊び止めなさい!」

涼「ババアみてえだな」

私「ババアでもいいよ。見た目ばっかかっこよくなっても、中身がダメなんて無意味でしょ?」

涼「俺かっこよくなった?」

私「そこ!?」

涼「なった?」

私「…なった」

涼「あれ?みぃこ照れてる?」

私「照れてない!」

涼「照れてんじゃん。みぃこ可愛いな」

そう言って、涼は私を抱きしめた。

涼の匂いがした。

久しぶりに涼に抱きしめられ、懐かしい匂いに包まれたからか、自然と震えが収まった。