涙が枯れるその日まで

涼に暴力を振るわれるようになって2ヶ月くらい経った8月の半ば、ついにバレた。

祐司に気付かれてしまった。


祐司の彼女の誕生日プレゼントを一緒に選びに行った日だった。

祐司はいつも、私がふざけると軽く叩いてツッコミを入れてくる。

そのツッコミの位置が悪く、前日涼に蹴られた所だった…

祐司が軽く叩いただけなのに、激痛が走って叫んじゃったんだ。

さすがに反応がおかしいって気付いたらしく、祐司が服を少しめくってきた。


明らかに変色している脇腹を見て、祐司は問い詰めてきた。

私は昔から祐司には嘘をついてもすぐバレてしまうの。

だから正直に話した。

祐司の顔がどんどん険しくなっていった。

すると、いきなり来た道を戻り始めた。

祐司はそのまま涼の家へ乗り込んでしまったの…