涙が枯れるその日まで

私は状況がわからないまま、殴られた反動で後ろへよろめいた。

涼はそんな私を気にする事もなく、今度は髪の毛を掴まれ、地面に叩きつけられた。

幸いそこは芝生だった為痛みはなかったが、その後何度も蹴られた。

この公園は昼間に親子連れが来るような公園なんです。

この時はすでに19時過ぎだったから周りに人はいない。

蹴るのに飽きたのか、涼は蹴るのを止めて車とは逆の方へと歩いて行った。

私は歩いて行く涼の背中を見ている内に、だんだん意識がなくなっていった。