「いや!触らないで!」 「いいから来いって!」 「ちょ、ちょっと!」 俺は無理やり彼女の手を取り階段を駆け降りて学校を出た。 「ねぇ、どこ行くの?」 俺は彼女の問いかけには耳を貸さず、ただひたすらにある場所を目指した。」