「ひど!何だよ、めっちゃ走って来たのに。」 涼はへこんで地面にのの字を書いていた。 「俺の扱いひどくない?」「ひどくない!」 「えー」 「くすくす」 れんが笑っていた。 俺は凄く嬉しかった。 「そうだ、れん紹介するな。コイツは俺のパシリの涼だ。」