「でも、お前の悩みなんてこの海に比べたら小さいもんだろ?だからクヨクヨすんなって。」 「…ありがと。」 この時俺はまだガキだったんだ。 だからこの言葉が精一杯だった。 少しでも早く君に笑って欲しかったから。