Cherry



片想いだと
なげきながら


どこかで
私は…うぬぼれていた



子供扱いされても
みーくんは
私に優しかった



妹 扱いされても
髪を撫でて
甘い言葉を
私に くれた



片想いだって
思いながらも


都合の悪いところを
見ないように避けて


傷つかないように
傷つかないように



妹の立場を
特別な存在だと
勘違いして
守っていた……