Cherry





あっ……言いすぎた?




だってだって



みーくんが悪いんだから




一緒にお風呂なんて………




みーくんは黙って



キッチンの水道を止めて




………怒ってる?




そう思って
びくびく してる私を



急に抱き上げた





「わぁっ!みーくん何して…」




「姫は知らないの……?」




みーくんは
少しイジワルな目をして



私を見つめて




「オレ姫の事に関してはかなりの変態だから」





…………え




「じゃあオレが洗ってあげるからね」




ニコッと笑って



バスルームに向かう




「やだやだやだやだやだ~~」



お風呂なんて恥ずかしい!



絶対ムリ!



足をバタバタさせて


必死に抵抗するけど



「ダメ。姫はオレが洗う」




みーくんは動じない



「私っ洗濯物じゃない~~っ」




「わかってるよ」




みーくんはクスクス笑う



うそ~~っ