Cherry




…………あれ?



気がつくと



私は高校生だった



隣を向くと



みーくんが笑ってる



みーくんは鈴木先生ではなく




28才のみーくんだ




「みーくん!」



私は嬉しくて
みーくんに抱きつく


「良かった…。みーくん
私ね今まで怖い夢見てたよ」




「……夢?どんな夢を見たの?」



みーくんは
優しく私の髪をなでて聞く




「え~と……何かね……そう
みーくんと6年も離ればなれで
みーくんは
恋人じゃなくなるんだよ………」




そう言ってるうちに


とても哀しくなって



涙がこぼれた




そんな私を
みーくんは抱きしめて




「オレが姫を離すわけないでしょう」



そう言ってくれる




「そうだよね…」



良かった……みーくん



みーくんは私の涙を指で拭って




「愛してるよ姫」



私のオデコにキスをする



「愛してる、姫」



私の頬にキスをする



「姫…愛してるよ」


そして
唇にキスをした