Cherry



「オレもう死んでもいいくらい…嬉しい」


みーくんが
私をきつく抱きしめて
言うから



「死んじゃダメだよ。私、独りになっちゃう」



「あ、そうだな」



2人 目を合わせて笑った



「う~ん」



みーくんが
困ったような声を出した



「どうしたの?」



私が聞くと



「セックスしたいけど帰り遅くなったらダメだもんな…」



ひゃあ~


みーくんストレート過ぎる



「今日はあきらめて送って行くよ」



みーくんは
私を
抱きしめていた腕をほどく




だけど………



「待って……」


私は
みーくんの
ワイシャツの袖をつかんだ