Cherry



そう思ったのに



私がシャワーを終えて



リビングに行くと



みーくんはソファーで



もう寝てるっっ



信じられない~~~



「みーくんっみーくんっ」



背もたれの方を向いて


寝てるみーくんを



おもいっきり揺する


「何?」



みーくんは
こっちを向かずに
不機嫌そうに言った



「あの……寝るの?」



「……もう寝てるでしょ…姫もベッドで寝なさい」



えぇ~



「姫。電気、消しといて…おやすみ」



「はぁい」



私は不機嫌に答えた


みーくんは
相変わらず背を向けたまま