わ………
くすぐったい……
私は一気に赤くなる
「姫、こっち向いて」
みーくんの優しい甘い声
「………いや」
私は急に恥ずかしくなって
そんな私を
みーくんは優しく笑って
肩をつかんで
振り向かせる
「姫、好きだよ」
そう言って
キスをした
私は身体中が
きゅう~~~ってなって
嬉しくなる
ほらね
何も怖くない
私……みーくんと
このまま…………
そう思ったのに
パッ
みーくんは身体を離して
「じゃ、オレはソファーで寝るから」
笑顔でそう言った
「……えぇっ」
そんな
ウソ~っ
しないの?
キスだけなの?
そんなの ないよ~っ



