この気持ちは消さなければ



こんな汚れた想いは

消し去らなきゃ



それから すぐ


オレはルリと付き合う事にした



他の女で気持ちを誤魔化せば



姫への想いも



あの空の雲のように

どこかへ流れて消えて行く



そう思った



だけど姫への想いは

いつまでもオレの中にあって



どこまでも膨れあがる



気持ちのないオレといても

うまく行くはずもなく

ルリとは3ヶ月で終わって



それからは来るもの拒まず去るもの追わず



彼女と呼べる存在は絶やさなかったけど


誰とも長続きしなかった



姫ともう会わない



そんな風に思った事もあったけど



オレが耐えられなかった



いつだって姫はオレの全てで



姫への欲求に罪悪感を感じながら



ずっと姫をみてた