Cherry




「………め、……姫…」


ほぇ?
パチッ
目を開けると
車はもう停まってて


「着いたよ」



あぁぁ~
私っ寝てたのぉ
信じられない
恥ずかしいよ……



みーくんは車を降りて
助手席のドアを開ける



「寒いかな?」


「ううん。大丈夫」


寝起きには少し冷たい風はすっきりして気持ちいい