あ、やべっ。
声に出しちまったよ。
私と少年の距離は約5メートル。
それでも少年が私を睨んでるのが分かる。
こえぇーな…。
コンビニの明かりで少年をはっきり見ることが出来た。
「あいつ…」
派手だなぁ。今時茶髪に金色のメッシュって…。
「……」
「プハハハハッ!!」
やばい!こんな奴初めて見たよ!
少年の髪の色が私のツボにはまってしまった。
あれ、髪染める時大変じゃない?絶対時間掛かるよ!
私が一人で腹を抱えながら笑っていると茶金メッシュ(小夏が命名)が近づいてきた。
…やばっ。さすがに笑いすぎた。
…来る。…近づいてくる
茶金メッシュがこっちに!!
うわぁ!逃げろぉぉ!


