恋愛上等!~不良な彼氏~




私が逃げる体勢をとろうとした時、怒鳴った男とは違う、でもキレたような低い声が聞こえた。



「うるせぇーな。お前等に構ってる暇ねぇーんだけど」


「んだと!?てめぇ、ボコされてぇのか?あ゙ぁ?」















良かったぁぁ!


私じゃなかったよ。



ふぅぅ全く、脅かすなっつーのっ!


そうだよね。私何にもした覚えないもん。
怒鳴られる理由ないじゃん。


私は安堵して後ろを振り向いた。


見るとコンビニの前にチンピラ男が数人と若い少年がいた。
見た目的に高校生ぐらいかな。



はぁ。コンビニの前で喧嘩すんなよな。周りの人達が困ってんじゃねーか。


ったくちゃんと周りを見て喧嘩しろっつーの。




…って駄目か。喧嘩は良くないよ。



けどなぁ止めようとしても喧嘩になりそうだしな…。