恋愛上等!~不良な彼氏~



シーン…



あ。


またやっちゃった。



クラスのみんなの視線が私に集中してる。




「…あは、は…っ」



「小夏ちゃん…」



笑ってみたものの




…空気が重い。


由奈も固まっている。



ゔっ…誰か何か喋ってくれェ!(泣)





















「…すごい」



由奈がボソッと呟いた。



「へ…?」



私は由奈の方に顔を向けた。



「すごいよ!小夏ちゃん!」




な、何が?



由奈はパチパチと拍手しながらニッコリ笑っている。



私はもちろん全然理解出来ていない。



すると、みんなまでもが拍手をし始めた。



え!?


何が起こってるんだ?




「水島君に刃向かえるなんてすごいよ!みんな恐くて出来ないのに」



「……」



「小夏ちゃんが転校して来た日も水島君を殴ったでしょ?その時もすごいと思ったもん!」



「……」



みんなも由奈の言葉にうんうんと頷いている。






それで拍手してるの?


奏斗を殴り倒すほど私の力がすごいから…?




それって、





喜んで良いことですか?


女として嫌じゃね?






「…あー、頭いてぇ」



「転校生ちゃん、力強すぎ!」



床に倒れていた二人が起き上がった。



……








「犬!」


「頭が…。ん?なぁに?」



「今何つった?力がつよ「か弱い乙女だよねって言った」














「……ふっ。当たり前だろ」