恋愛上等!~不良な彼氏~



ガラッ



「あ!小夏ちゃん!」



売店に行った後に教室に戻った私は、入るなり由奈に呼び止められた。



「ねぇ、メガネの男の子何だった?」


売店に行くとき由奈も一緒に行ったからメガネに呼ばれたことは由奈も知ってる。


由奈には先に行っててって言ったんだよね。



「あー告白だった」


私は自分の席に座り、買ったパンを食べ始めた。

由奈も自分の席、つまり私の隣に座って体を私の方に向けている。


由奈はもうお昼を食べ終わったみたいだね。



すると由奈は目をキラキラ輝かせた。


「え!?で、どうしたの?」


由奈はさっきよりも声を弾ませて聞いてきた。


すっごい目がキラキラしてるんだけど。


女子高生ってこういう話は盛り上がる話題なのかな。



てか、どうだったって言われても…



「逃げられた?」



「へ?」




結局、告られただけで返事も何もしてないし。






…あれ?


もしかして、逃げられたって事は私が振られたことになんの?








………








ったくマジで奏斗ムカつく!


あそこで出て来なければ良い思い出として私の青春の一ページに刻まれたのに!



後でもっかい殴ろ。



私はそう心の中で決めるとアンパンを二口で食べた。


うん。二口ならむせんないわ。



同じ過ちを二度繰り返さないってね!





「小夏ちゃん可愛いもんね!好きになっちゃうよ」



「……」




今、聞き逃しちゃいけない発言だったよね?