…え? 「……」 「ふぅ。これで人一人の命を助けた」 そう言いながら少年はわざとらしく汗を拭った。 って… 「おい!!」 「あ?」 ボコッ 「いって!てめっいきなり何すんだよ!」 少年は私に殴られた頭をなでながら私を睨んだ。 草の中から出てきた少年… 私のことをこんな風に言う奴は一人しかいない。 …茶金メッシュだ 「それはこっちのセリフだ、アホォ!何が¨命がない¨だよ!」 「まんまだろ」 こいつ…『止めとけ』は私の事かよっ!