恋愛上等!~不良な彼氏~




─ガチャ



「んーー!」



私は外に出ると、腕を上へ伸ばした。


快晴だね。


ほら、見上げてごらん。雲一つないよ。


絶好のお出掛け日和だよね。


昨日はあれから早く寝て、寝起きもパッチリ!


私にしては珍しく早く起きたよ。





「…ふわぁー!」



だから今は全く眠くない!


いやぁ、やっぱり楽しみで興奮してるからかなぁ!


もう一つ伸びをした私はよしっと気合いを入れた。


地元へレッツゴー!

















「…うん、出かける前に一つ言っていい?」



申し訳ありませんね。


何でも私が発した声ではないもの、つまり¨あくび¨が聞こえたので。



ちょっと、いやかなり重要なところなんで一つ言わせてもらっていいっすか?


いいっすね?っーか言う。



「……Why?」


「あ?」


「いや、だからWhy?」


「お前意味わかんね」



いやいやッ!それは私のセリフだ!


こっちが意味分かんねーよ!!