うわぁ。気絶かよ。こえーなァ。
「小夏も気絶させたことあるだろーが!てか、俺その被害者!」
…ハァ。何言ってんだか。
私がそんなことするわけないじゃん。
ただ、一発殴ったらすぐに目を閉じて寝ちゃったんじゃん。
眠かったんだろ?
「いや、ちげーよ。それ完全に気絶だし」
意味分からん。
私は律の言葉にストローを加えたまま首を傾げた。
「バカだから仕方ねーよ。律」
奏斗は私を指差しながら律に向かって言った。
失礼な奴だな。
失礼にも程があんぞ!
「へっへ!ふはへんなッ!」
(※てっめ!ふざけんな)
「うわッ!てめぇ、口に入れたまましゃべんじゃねーよ!汚ねーな」
フンッ!私はバカじゃなくて、ちょっと知識不足なだけだし。
(つまりバカ)
「それより、奏斗。…大変だね。これから」
「あぁ?」
律は急に話を変えると、なんだか楽しそうにニッコリ笑った。
奏斗は眉を顰めて律を見てる。
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