犬が遊びたがってたから、邪魔は良くないと思って出てきたんだよ。
まぁそのうち来るだろ。
んなことより!
「サンキュー!ちょうど冷たい物が食べたいと思ってたんだよね〜」
私は律が持っていたかき氷をとると、口に運んだ。
「ア゙ッ!それ俺の!」
「ん?んんー?」
(※なにー?)
「…何でもないよ」
律は手を伸ばしたが、食べてしまった私を見て手を引っ込めた。
私は満面の笑みでブルーハワイのシロップがかかったかき氷を食べた。
由奈は苺のかき氷を律から受け取り、食べている。
いやぁ、律って意外と気が利く奴だったんだな。
私の中で律のイメージが十ポイントアップしたぞ。
(意外と少ない)
「……横取り暴力女」
そっぽを向いた律がボソッと呟いた。
─ピキッ
「……何か言った?」
「いや!何も!」
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