「それに、お前は今俺のペットだろ?主人の言うことは聞かねーと」
奏斗は私の顎に手をかけ、上を向かせるとフッと笑って言った。
「はぁ!?言うことは聞いたじゃねーか!着替え手伝っただろッ!」
まぁ、結局はバカにされて終わったけど。
それでも、奏斗の着替えを手伝ったことは手伝ったんだ。
だから、もう言うことは聞かなくても…
「俺、一つだけなんて言ってねーけど」
「え?」
………
(思い出し中)
…あ。
バッと見上げると、奏斗は得意気な顔をしてる。
…やられた。
「言うこと聞きましょーね」
「…くそッ」
奏斗は私の腰に手を回し、顔を近付けた。
─ガラッ
「「……!!」」
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