「これがなきゃ測れないもんね」 私がアタフタしていると頭上から声がし、私はバッと奏斗を見上げた。 …あ。発見。 奏斗の手の中にメジャー、みぃ〜っけ! …って、コイツ…! 最初っからこれが目当てだったな! メジャーを盗るために私に抱き付いて色々してきたなッ! 「てっめ!」 「これじゃあ測るなんて無理だね。さぁ、どうする?」 奏斗は勝ち誇った顔をして、挑戦的に言ってきた。 決まってんだろ。 もちろん… 「取り戻すまでだァアアーーーッ!」 .