思い切ってメールで今、苦しんでる思いを伝えた


『私は優斗の彼女??毎日連絡しても返事はないし…心配になるからすごく辛いよ。私はどうしたらいいの??』



返事が来ない…



メールを送って3日が経った


百合は電話をしてみた


ﾌﾟﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙ…


｢はい?どうした??｣

何もなかったかのような態度で電話に出た



｢どうしたじゃないよ。メール見た??私、ｽｯｺﾞｲ悩んでるのに…優斗は全然わかってないじゃん｣

百合は思ってたｺﾄを全部ぶつけた



｢ごめん…俺、返す言葉がなくてさぁ…仕事が忙しいのはわかってたし、こうなることは予想がついてた。でもどうすることもできないんだ。百合が辛いのはわかるよ。だから、悔しいけど俺たちはここまでなのかな｣


優斗が淡々と話した



何それ??全部私が悪いみたいじゃん


｢そっかぁ、私が一方的で優斗が仕事で忙しいの理解できてなかった。ごめんね。｣

気持ちとは逆の言葉が出てしまった



｢俺のほうこそごめんね。でも、毎日メール返すのは無理だわ。だって俺はﾏﾒじゃないし…夏に近づいたら今よりもっと忙しくなるしのはわかってる。今で限界なら夏は絶対無理だと思う｣


優斗からは別れの選択が提示された



でも私は自分に負けたくなかった
付き合うﾄｷに、絶対に先生のことを支えるって決めた
だから今、どんなに辛くても私が我慢しよう
私のことで大好きな先生を悩ませたくない

それに…
せっかく付き合えたんだから、このﾁｬﾝｽを逃したくないもん