「テニスをやめたことは加賀先生から聞いたよ。でもまだ自分で納得してないだろ?お前のペアの子は向こうの学校でもテニスしてるんだろ?だったらお前もやればいいだろ?」
そう初等部から私のテニスのペアだった麻美は、両親の仕事の都合で1年生の9月からイギリスに引っ越してしまった。
それまでは2人で数々の試合で優勝してきたが、私は麻美の引っ越しが決まってからテニスを辞めたのだ。
「なんで?私はもういいんです。そんなにテニスは好きじゃないんです。だからいいんです。」
「だったら、俺との試合で勝てばいい。俺はテニスは授業でしかやってないからそんなに上手くない。いいな??」
別に試合に勝てばいいなら…やってもいいか
「わかりました。じゃあ私が勝ったら、どこか美味しいお店に連れてってください。」
思わず口から出てしまった。そんなつもりじゃないのに…
「いいよ!じゃあ5ゲームで試合開始。」
そう初等部から私のテニスのペアだった麻美は、両親の仕事の都合で1年生の9月からイギリスに引っ越してしまった。
それまでは2人で数々の試合で優勝してきたが、私は麻美の引っ越しが決まってからテニスを辞めたのだ。
「なんで?私はもういいんです。そんなにテニスは好きじゃないんです。だからいいんです。」
「だったら、俺との試合で勝てばいい。俺はテニスは授業でしかやってないからそんなに上手くない。いいな??」
別に試合に勝てばいいなら…やってもいいか
「わかりました。じゃあ私が勝ったら、どこか美味しいお店に連れてってください。」
思わず口から出てしまった。そんなつもりじゃないのに…
「いいよ!じゃあ5ゲームで試合開始。」

