雑誌を読んでいたリュウは、いきなり触れられてビクッと反応した。
「あ?なんだよ」
不機嫌そうな声にめげない様に、ゆっくりタトゥーのラインを指で辿った。
皮膚がぷくぷく盛り上がっているのが分かる。
「何してんだよ」
そう言っても、あたしの手を払いのけることはなく、じっとあたしの指先を見つめている。
すごいなぁ…これってやっぱ彫るとき血出るのかなぁ…。
あれ。
R.I.P…?
ドラゴンの顔の近くに、アルファベットを見つけた。
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