男♂だから(~195pg)

その日の放課後、

ななはサッカー部の練習ですこし遅くなった佐野を待ちながら教室で寛げてたの。


机に座って
佐野のことを
待っていたらさ、

すぐ後
教室の外から大勢の男たちの声が聞こえたんだ。


ざわざわうるさく騒ぐ声とともに廊下で響く足音。


ほのかに押し寄せる汗臭い臭い。


すぐ後聞こえてくるわかれの挨拶。


そして教室に入ってきた佐野。


「お待たせーっ!」


「もー、遅いっつーの」


「わりぃわりぃ」


とずぶとく笑いながら荷物を片付ける佐野だった。