男♂だから(~195pg)


「俺らの哲学はどこに行ったぁ!」

といきなり叫びながら谷村が立ち上がりました。


「そーだそーだ、彼女ありのおまえが何もじもじしてんだ!奮発しろ、佐野健一!」


更に西口まで。



に熱くなってんのか、ったく。



「ハイハイー」

と適当にリアクションしてやって


もー帰ろっか


ソファーに横たわってた上半身を上げた瞬間、


いきなりとがってる何かが俺の肘を突いたんすよ。



あんま鋭くはなくて
意外とにぶい何かの感触。


長ソファーの背中と席の間の隙間から何かがはみ出してました。