「でも、そんなのも今日で終わり…… ずっと言えずにいたから苦しくて…でもちゃんと言えた。 だからもう忘れるから……絢斗も忘れて」 下を向いたあたしは、足元のコンクリートの一点を見つめる。 ここで泣いてしまったら、絢斗が困るよ? そう自分に言い聞かせ、痛いくらいに下唇を噛んで我慢した。 「もういいから……帰ってい…」 え……?! な…に……?