逆×LOVE


「ばかやろっ、水無月何言って...!っ!!」

「へっ?」

本日何回目か分からない純君の「ばか」を頂戴した私は、何で言われたのかイマイチよく分からない。
あれ...何かデジャヴュ。。

美咲達は苦笑いしてるし、純君は私を怒ったと思ったら慌てて自分の口ふさいでるし...。
何で??

「まじ...やっばい」

純君が口をふさいだまま、若干挙動不審にボソリと一言。
だから、本当にどうしたんだろ。
とりあえず、私が何かいけないことをしてしまったって事と、純君がある失態を犯してしまったって言う事は、流石の私でも分かった。

そして、純君のボソリと吐いた一言の意味を理解するのに、そう時間はかからなかった。
むしろ、理解するのなんてあっという間だった。


『やっぱりーっ!!モデルの美咲ちゃんと、俳優の水谷慎也君だぁ!』
『見てっ!水無月直人もいるぅ!!//』
『生でみちゃったー!//』
『すいませーん!サイン下さいっ!』
『ずっとファンですっ//』
『やばーい!!//』
『どうしよー!!///』


...もうこっちがどうしよう。