* * *
「やっぱり馬鹿ね、あなた達。」
「「「「・・・・・すいません。」」」」
一番上のセリフは、勿論社長のものだ。
そして謝罪は勿論俺らの。
俺が経緯を全て話し、慎也達にもどうしてそこにいたのかという理由を聞いた社長は、それはもう大層呆れた顔をしながら溜め息を吐いた。
「まず、美咲ちゃんと慎也君。
あなた達は直人のおとりになるためにとか何とか言っていたけれど、考えてみなさい。
直人のファンがあなた達について行くとは限らないわよね?」
「「あ」」
「それから直人、あなたは変装しなさい。
黒縁眼鏡だけでバレないとかいう考え方は今すぐ、即刻、ここで捨てなさい。
分かったわね?」
「は、はははははい!」
「…。」
だから怖ぇよ、社長・・・。

