逆×LOVE

そう思ったのもつかの間。

「早く教えなさい?」

社長が上から俺達を睨みつける。

恐い、恐すぎる。
もはや鬼だ。

チラリと水無月達の方を向くと、皆下を向き顔を真っ青にしていた。


因みに、今俺達がどのような状態で説教を受けているかというと、ソファーに足を組んで座っている社長の前に、並んで正座させられている感じだ。
もう女王様と家来みたいな。

今一番人気の水無月に、これまた水無月程でないにしろ人気がある慎也。
それからに人気モデルの美咲、そして俺。
ファンが見たら泣きそうな光景だろこれ。
…色んな意味で。


てか今思ったけど、俺一番浮いてる気が…するんだけど。

まぁ良い、か。
(実はあんまり良くないけど)


取りあえず、このままじゃラチがあかない。

水無月達は俯いたまま一向に理由を話しそうにないし、俺は仕方なしに口を開いた。