...そして。 社長は水無月に続き次々と他の二人も助け出し、みんなで俺の元へと戻って来た。 「純君!平気でしたか?!」 俺の方に小走りで戻って来るなり、水無月が言う。 すごく心配してくれている水無月に悪いが、今の俺は葉月の格好してないし、はたから見たらただの女顔野郎だ。 だから勿論のこと、実際には心配することは何もない。 「いや...全然平気。 むしろ水無月こそ大丈夫か?」 「大丈夫ですよ! 心配かけてしまってすいません。」 俺が聞くと、水無月は少し困ったように笑った。