『とりあえず純。
あなたは此処から一歩も離れないように。分かったわね?
直人とあの2人を助けたら、すぐ戻ってくるから。』
「分かりました。」
俺が返事をしたのを確認してから、社長はまず水無月の方へと歩き始める。
性格は考えないとして(←失礼)、昔モデルをやっていた経験もある社長の顔はかなり整っているからか、またはその整っている顔が今現在般若のようになっているからか、人が社長を避けて道のようなものが出来、水無月と握手したりするのに必死で社長に気付いていない人には『ちょっと失礼』と般若スマイルをプレゼントしたりして、社長は水無月の所まであっという間にたどり着いた。
「社長すげ...」
俺が思わず口に出してしまうくらい、本当に早く。

