魔王さま100分の2


不安げに魔王さま。

「近づいちゃダメなのか?」

「……シルキスさま達は、こちらに幽霊船を近づけないようにして飛んでいます。こちらから不用意に近づけば、シルキスさま達はさらに逃げなくてはいけません」

「なるほど、で?」

「……チャンスを待ちます。キーヤさんの腕なら、そうそう落ちはしません」

「そうなのか?」
「……たぶん」

「それでチャンスが来たら?」
「……一気に決めますよ」