なので、 自然に耳をよせあって、ごにょごにょ会話。 話に区切りがつくと、 金の魔王さまは満足げに、 黒の魔王さまとヘナは、 お腹いっぱいの様子で、シャチをつかんで身を預ける。 3人に頼られたシャチは、 背中の一部を残して湯の中へ。 前後左右にゆらゆらしながら 浮き袋の勤めを果たし、 「そうか、朝寝坊にはくすぐりの刑か」 「うむ、激しいぞ」 「……朝方に聞こえる笑い声はそれですか」 健全っぽいところの部分だけ描写される お風呂空間の中心で頑張る。